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北大天塩研究林における秋季のヒグマの食性

JBN学生部会による調査研究の報告です!

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JBN 学生部会企画 ~私のクマ研究・活動紹介~ 第 2 回

北大天塩研究林における秋季のヒグマの食性

北大ヒグマ研究グループ 3 年 金杉尚紀

 

私は北大ヒグマ研究グループに所属しています。そこでは、北大天塩研究林を踏査し、
ヒグマの痕跡を記録することで、彼らの生態調査を行なっています。今回は、2016 年から
継続して行っている秋季の調査の結果についてご紹介させていただきます。
糞の内容物を分析して各年度のヒグマの食性を調査しました (図 1)。また、ミズナラの
下に調査区画を設定して落ちているドングリの数を数えて、ミズナラの豊凶を調査しまし
た (図 2)。2019 年にはミズナラが豊作であり、ヒグマはミズナラを多く利用しました。こ
の結果は先行研究とも一致しました。

 

次に食性に占める漿果類(サルナシなど)の利用割合を各年の9月と10月で求めました(図
3)。漿果類の利用の多かった 2016 年と 2018 年では、10 月に入ると漿果類の利用が増えて
いることが分かりました。今後、このヒグマの漿果類の利用の変化を引き起こす要因につ
いて明らかにしていきたいです。

 





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