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自動カメラ貸出AUTO CAMERA

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 日本クマネットワークでは、地球環境基金より助成を受け、2011~2013年度にかけて「ツキワグマおよびヒグマの分布域拡縮の現況把握と軋轢抑止および危機個体群回復のための支援事業」を実施しました。本調査では複数台の自動撮影カメラを購入し、全国のクマ類の分布状況の把握に活用しています(JBNクマ基金助成2012・JBNクマ保護管理推進委員会による購入分を含む)。

 日本クマネットワークでは、これらのカメラを活用し、JBN会員が計画・実施する保全および研究活動を対象とした貸出事業を2014年度より実施しています(成果はJBNニュースレターで報告)。

 

※自動撮影カメラの経年劣化に伴い、現在は貸出事業は実施していません。

 

対象とする活動

 日本国内の各地域で行なわれるツキノワグマおよびヒグマに関する調査研究、教育・普及啓発ならびに保全・保護管理のための活動を対象とします。特に、自動撮影カメラ等の購入が困難な個人、グループ等による活動を歓迎いたします。
 なお、営利活動や業務上の使用、政治活動を目的とするものは本事業に該当しません。

 

応募資格

 応募資格申請者と事業代表者はJBN会員に限ります。但し、申請者と事業代表者は、当該年度までの会費を支払っているJBN会員に限られます。

 

貸出条件

  • 貸出期間は最長でも当該年度の3月末までとします。
  • 貸出台数に制限があります。電池・カード交換等のメンテナンスを含め、現実に使用可能な台数を申請して下さい。但し、申請多数の場合は審査の上、台数を減らす場があります。
  • 画像記録用のSDカード(2~16GB)はカメラ1台につき1枚まで貸出ます。カードの容量は希望できません。
  • 撮影に必要な電池は、各自で準備して下さい。
  • 貸出・返却時送料は借主負担とします。
  • 紛失・故障した場合には自己負担いただく場合があります。

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成果報告

 成果のとりまとめが終了次第、JBNのニュースレターで報告をして下さい。但し、撮影された画像の著作権は申請者が有するものとします。本事業について成果発表する際には、JBNの支援を受けた旨を記載して頂きます。

 

採択結果

2016年度

活動名 自動撮影装置を用いたツキノワグマの環境利用調査
申請者 新妻靖章(名城大学・環境動物学研究室)
主な活動場所 岐阜県大野郡白川村
成果報告 ー作成中ー
活動名 ツキノワグマ背擦り行動の観察
申請者 大槻雅彦、大槻祐佳
主な活動場所 宮城県大和町
成果報告 ー作成中ー
活動名 果実を含んだツキノワグマ糞を利用する二次利用者の役割評価
申請者 竹下実生(東京農業大学・森林生態学研究室)
主な活動場所 東京都奥多摩町
成果報告 ー作成中ー

 

2015年度

活動名 人身事故回避の為、里山に生息するツキノワグマの行動特性の解明
申請者 大井 徹(石川県立大学)
主な活動場所 石川県白山市・金沢市
成果報告 BEARS JAPAN Vol.16 no.3
活動名 針葉樹精油成分のクマの誘因効果およびクマ剥ぎ発生量への影響の検証
申請者 小池 伸介(東京農工大学)
主な活動場所 群馬県みどり市
成果報告 BEARS JAPAN Vol.16 no.3

 

2014年度

活動名 ツキノワグマの採食状況(草本)の撮影
申請者 笹森耕二(青森自然誌研究会)
主な活動場所 青森県青森市
成果報告 BEARS JAPAN Vol.16 no.1
活動名 阿武隈高地(山地)北部におけるツキノワグマの分布拡大状況の把握
申請者 大槻雅彦、大槻祐佳
主な活動場所 阿武隈高地北部(福島最北部および宮城県南部)
成果報告 BEARS JAPAN Vol.16 no.1
活動名 “ツキノワグマの大量出没が懸念される年度における電気柵の有効性と誘引の要因となる果実や廃果との関連性
~岩手県盛岡市猪去地区における事例調査~”
申請者 青井俊樹(岩手大学・ツキノワグマ研究会)
主な活動場所 岩手県盛岡市
成果報告 BEARS JAPAN Vol.15 no.3
活動名 エゾヒグマの背擦り行動の観察
申請者 富田幹次(北海道大学・ヒグマ研究グループ)
主な活動場所 北海道大学天塩演習林
成果報告 BEARS JAPAN Vol.15 no.3

 

応募要領

2016年度

 

2015年度

 

2014年度

 

活動内容WORKS

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