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報告書REPORT

緊急クマシンポジウム&ワークショップ報告書

緊急クマシンポジウム&ワークショップ報告書

2007年11月 発行

2006年のツキノワグマ大量出没に対応して開催したシンポジウム&ワークショップの報告書です。

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目 次

1. 2006年のツキノワグマ大量出没とその対応
1)米田 政明(財団法人 自然環境研究センター)
 「ツキノワグマ保護管理の課題 ―教訓を活かす―」
2)岸元 良輔(長野県環境保全研究所)
 「長野県におけるツキノワグマの保護管理計画と大量出没の実態」
3)溝口 俊夫(福島県鳥獣保護センター)
 「福島県における平成18年度のクマ出没状況
   ―GISによる人的被害と特異出没の発生メカニズムの解析―」
4)小松 武志(北秋田市阿仁)
 「平成18年度秋田県のクマ状況について」
5)青井 俊樹(岩手大学農学部)・藤村 正樹(岩手県ツキノワグマ研究会)
 「岩手県における2006年度のクマの出没状況とその対応および問題点」
6)橋本 幸彦(財団法人 尾瀬保護財団)
 「群馬県におけるツキノワグマの出没状況とその対応」
7)野崎 英吉(石川県環境部自然保護課)
 「再度起こった大量出没 ―その経過と原因について石川県からの報告―」
8)金子 愛(島根県西部農林振興センター)・澤田 誠吾(島根県中山間地域研究センター)
 「2006年の島根県におけるクマの出没状況とその対応」

2. クマの出没原因
1)正木 隆(森林総合研究所)
 「クマの食物としての堅果類 ―ブナとミズナラの豊凶現象について―」
2)岡 輝樹(森林総合研究所)
 「豊凶モニタリングから出没予測へ ―わかっていること, わかっていないこと―」
3)山﨑 晃司(茨城県自然博物館)・小池 伸介・小坂井 千夏(東京農工大学大学院連合農学研究科)
 「ツキノワグマの土地利用と出没」
4)坪田 敏男・山中 淳史(北海道大学大学院獣医学研究科)
 「ツキノワグマの繁殖と出没の関係」
5)山中 正実(財団法人 知床財団)
 「クマの出没要因としての新世代ベアーズ」

3. 学習放獣の効果検証
1)中西 将尚・小平 真佐夫・山中 正実・岡田 秀明(財団法人 知床財団)
 「知床国立公園周辺(北海道斜里町)におけるヒグマ忌避学習付けの効果について」
2)小山 克・田中 純平・玉谷 宏行・樋口 洋(特定非営利活動法人 ピッキオ)
 「学習放獣の効果と課題 ―軽井沢町を事例として」
3)丸山 哲也(栃木県自然環境課)
 「栃木県における学習放獣実施状況と, その成否に影響する要因」
4)横山 真弓(兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県森林動物研究センター)
 「絶滅危惧個体群における学習放獣の事例とその効果について」

4. クマが出没したときの方策, 出没させないための方策

1)横山 真弓(兵庫県立大学自然・環境科学研究所/ 兵庫県森林動物研究センター)
 「学習放獣と森林動物専門員制度を中心としたツキノワグマ出没対策」
2)田中 純平(特定非営利活動法人 ピッキオ)
 「軽井沢町のツキノワグマ保護管理におけるベアドッグの使用例」
3)石田 健(東京大学大学院農学生命科学研究科)
 「日本の森林とクマの過去 ―未来(出没をなくす知見と処方)」
4)大井 徹(森林総合研究所関西支所)
 「クマダスで被害の未然防止 ―出没メカニズムと出没予測手法の研究―」

5. JBNからの提言

1)青井 俊樹(岩手大学農学部)・間野 勉(北海道環境科学研究センター)
 「緊急クマワークショップ : 国への提言」
2)片山 敦司((株)野生動物保護管理事務所)・山中 正実(財団法人 知床財団)
 「地方自治体への提言」
3)佐藤 喜和(日本大学生物資源科学科)・中下 留美子(東京農工大学農学部(現所属:首都大学東京大学院理工学研究科))・小池 伸介(東京農工大学大学院連合農学研究科)
 「研究テーマと取り組み方に関する提言」
4)小坂井 千夏(東京農工大学大学院連合農学研究科・JBN学生部会)・望月 義勝(東中国クマ集会)
 「JBNからの提言 一般市民ができること, するべきこと」
5)山 晃司(茨城県自然博物館)・小松 武志(北秋田市阿仁)
 「JBN独自の活動とその取り組み」
6)草刈 秀紀(WWFジャパン自然保護室)
 「クマに関する広報・教育戦略 ―一般の意識や社会的な根底の意識を変えるには何をすべきか?」

 

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