日本クマネットワーク(JBN)
人とクマの共生をはかるための活動と情報交換を行っているNGO組織です。
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JBNシンポジウム
「中国山地におけるツキノワグマの分布拡大の可能性と今後の保全にむけて」
2012年2月26日(日) 開催

 この10年ほどの間に,ツキノワグマの里地への大量出没が頻発するようになり,その結果人身事故が多発している。一方,そのような年にはクマの側も数千頭が捕殺される事態となり,看過できない社会問題となっている。
 こうした背景には,山の果実の豊凶が関与していることが確かめられているが,里山での構造的な変化が,クマの里地への接近を容易にしているという背景もある。また,クマの数の増減については実証的な情報が不十分なものの,その分布域については里地へ拡大傾向にあると考えられている。環境省のレッドリストで絶滅のおそれのある地域個体群(LP)として掲載されている,中国山地の二つの個体群(東および西中国山地個体群)についても状況は同様で,これまでクマの生息が確認されていなかった地域でもクマの出没が相次ぎ,地域の住民や行政担当者を悩ませている。
 中国山地での現状を整理すると共に,今後同地域でどのようなクマの管理と保全が求められるのかについての議論を行いたい。

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