日本クマネットワーク(JBN) 人とクマの共生をはかるための活動と情報交換を行っているNGO組織です。 日本語/英語
緊急クマシンポジウム(07/2/11)
「人里に出没したクマをどうするのか?人里にクマを出没させないための方策は?」
-2006年ツキノワグマ捕殺数4千頭超、未来にクマを残せるのか?-
抄録についてはこちらをご覧ください。
主催: 日本クマネットワーク(JBN)、岐阜大学21世紀COEプログラム、東京大学21世紀COEプログラム
後援:日本獣医学会、日本生態学会、日本哺乳類学会、日本野生動物医学会、人と動物の関係学会、岐阜大学大学院連合獣医学研究科、東京大学大学院農学生命科学研究科、財団法人農学会
日時: 2007年2月11日(日)13:00-17:30
場所: 東京大学農学部弥生講堂
対象: 高校生以上一般(無料)、申込み必要なし
開催趣旨:
2006年に起こったツキノワグマの大量出没の背景および原因を検証し、今後の大量出没時の対応策ならびに出没させないための方策について議論する。また、人里に出没したツキノワグマのうち約4,200頭が捕殺されたことから、この捕殺数が日本のツキノワグマ個体群にどのような影響を与えるのかを検討する。未だ日本にクマをはじめとする野生動物の保護管理システムが備わっていないことが根本的な問題であることから、この点を改善していく方策について種々の観点から提言する。
問合先:
〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学応用生物科学部内 緊急クマシンポジウム事務局
FAX 058-293-2959 E-mail sympo@gifu-u.ac.jp
総合司会:淺野 玄(JBN事務局長・岐阜大学応用生物科学部)
1.挨拶
坪田敏男(JBN代表・岐阜大学応用生物科学部)(10分)
2.2006年のツキノワグマ大量出没とその対応
座長:間野 勉(北海道環境科学研究センター)、林 秀剛(信州ツキノワグマ研究会)
1)米田政明(自然環境研究センター)
「ツキノワグマ保護管理の課題」(20分)
2)岸元良輔(長野県環境保全研究所)
「長野県におけるツキノワグマの保護管理計画と大量出没の実態」(20分)
3)溝口俊夫(福島県鳥獣保護センター)
「福島県における平成18年度のクマ出没状況
-GISによる人的被害と特異出没の発生メカニズムの解析-」(20分)
休憩(10分)
3.クマが出没したときの方策、出没させないための方策
座長:青井俊樹(岩手大学農学部)、釣賀一二三(北海道環境科学研究センター)
1)横山真弓(兵庫県立人と自然の博物館)
「学習放獣と森林動物専門員制度を中心としたツキノワグマ出没対策について」(20分)
2)田中純平(特定非営利活動法人 ピッキオ)
「軽井沢町のツキノワグマ保護管理におけるベアドッグの使用例」(20分)
3)石田 健(東京大学大学院農学生命科学研究科)
「クマを出没させないための、日本の森林生態系管理」(20分)
4)大井 徹(森林総合研究所)
「クマダスで被害の未然防止-出没メカニズムと出没予測手法の研究-」(20分)
休憩(10分)
4.総合討論&提言(100分)
座長: 林 良博(東京大学大学院農学生命科学研究科)、山崎晃司(JBN副代表・茨城県自然博物館)
コメンテーター: 河野昭一(京都大学名誉教授)、羽澄俊裕((株)野生動物保護管理事務所)、山中正実((財)知床財団)、環境省担当者
提言者:
1)鷲谷いづみ(東京大学大学院農学生命科学研究科)「生物多様性の観点から」(20分)
2)山際大志郎(衆議院議員)「政策からの提言」(20分)
3)坪田敏男(JBN代表・岐阜大学応用生物科学部)「日本クマネットワークからの提言」(20分)
JBN臨時総会(07/02/10)
日時: 2007年2月10日(土)16:00~18:00
場所: 東京大学農学部3号館4階教員会議室
対象: 日本クマネットワーク会員
議題: 1)2006年のクマ出没の状況
2)クマ出没に対するJBNとしての提言
3)その他
連絡先: 〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学応用生物科学部内
日本クマネットワーク事務局長 淺野 玄
日本クマネットワーク代表 坪田敏男
緊急クマワークショップ(07/02/09)を通じた提言
緊急クマワークショップを通じ、まとめた提言です。シンポジウムで提言を行ったほか、各省庁に提言を届けました。
緊急クマワークショップ
主催: 日本クマネットワーク
協力: 岐阜大学21世紀COEプログラム、東京大学21世紀COEプログラム
日時: 2007年2月9日(金)13:00-19:00、2月10日(土)9:00-15:00
場所: 東京大学農学部3号館4階教員会議室
対象: 日本クマネットワーク会員および行政担当者、事前申込み必要
申込先: 〒501-1193
岐阜市柳戸1-1 岐阜大学応用生物科学部内 緊急クマワークショップ事務局
FAX 058-293-2959 E-mail sympo@gifu-u.ac.jp
*氏名、所属、身分、所属先(住所、電話、ファックス、メールアドレス)、グループ討議の参加希望グループを記して、1月31日までにお申込みください。
1.2006年のクマ大量出没とその対応(9日13:00-15:00)
座長:片山敦司((株)野生動物保護管理事務所)、高柳 敦(京都大学大学院農学研究科)
1)米田政明((財)自然環境研究センター)
「ツキノワグマ保護管理の課題」
2)小松武志(北秋田市阿仁)
「平成18年度 秋田県のクマ状況について」
3)青井俊樹(岩手大学農学部)、藤村正樹(㈲アウトバック)
「岩手県における2006年度のクマの出没状況とその対応および問題点」
4)岸元良輔(長野県環境保全研究所)
「長野県におけるツキノワグマの保護管理計画と大量出没の実態」
5)橋本幸彦((財)尾瀬保護財団)
「群馬県におけるツキノワグマの出没状況とその対応」
6)野崎英吉(石川県環境安全部)
「再度起こった大量出没?その経過と原因について 石川県からの報告」
7)金子 愛(島根県森林整備課)
「2006年の島根県におけるクマの出没状況とその対応」
2.クマの出没原因(9日15:10-17:00)
座長:大井 徹(森林総合研究所)
1)正木 隆(森林総合研究所)
「クマの食物としての堅果類」
2)岡 輝樹(森林総合研究所)
「豊凶モニタリングから出没予測へ?わかっていること,わかっていないこと?」
3)石田 健(東京大学大学院農学生命科学研究科)
「森林の変化とクマ個体群推定サイズの変化」
4)山崎晃司(茨城県自然博物館)
「ツキノワグマの土地利用と出没」
5)坪田敏男(岐阜大学応用生物科学部)
「ツキノワグマの繁殖と出没の関係」
6)山中正実(?知床財団)
「クマの出没要因としての新世代ベアーズ」
3.学習放獣の効果検証(9日17:10-19:00)
座長:横山真弓(兵庫県立人と自然の博物館)
1) 中西将尚((財)知床財団)
「知床国立公園における忌避学習付け」
2)小山 克(特定非営利活動法人 ピッキオ)
「学習放獣の効果と課題 ?軽井沢町を事例として?」
3)丸山哲也(栃木県自然環境課):
「栃木県における学習放獣実施状況と、その成否に影響する要因」
4)横山真弓(兵庫県立人と自然の博物館)
「絶滅危惧個体群における学習放獣の事例とその効果について」
4.JBNからの提言(10日9:00-12:00グループ討議&まとめ)
総括:坪田敏男(JBN代表・岐阜大学応用生物科学部)
1)国(主に環境省)への政策提言
座長:青井俊樹(岩手大学農学部)、間野勉(北海道環境科学研究センター)
2)地方自治体(県レベルと市町村レベルに分けて)への提言
座長:山中正実((財)知床財団)、片山敦司((株)野生動物保護管理事務所)
3)研究テーマと取組み方(研究費の獲得方法まで)
座長:佐藤善和(日本大学生物資源科学科)、中下留美子(東京農工大学農学部)
4)一般市民ができること、するべきこと
座長:小坂井千夏(東京農工大学農学部)、学生部会
5)JBN独自の活動とその取組み方
座長:山崎晃司(茨城県自然博物館)、小松武志(北秋田市阿仁)
6)広報の戦略
座長:坪田敏男(JBN代表・岐阜大学応用生物科学部)、草刈秀紀(WWFジャパン)
5.政策について懇談会(10日13:00-15:00)
座長:坪田敏男(JBN代表・岐阜大学応用生物科学部)、山崎晃司(JBN副代表・茨城県自然博物館)



